【SOINの疑問】改善志向プランより良いプランが出た
2023-02-27

ケアマネジャーさんから質問を頂きました。
「改善志向プランと自分で作成したプランを比較し、かなり近かったので、さらに自分で作成したプランを他のサービスに入れ替えてみました。
すると1年後の予測が、改善志向プランより良い数字のものになりました。改善志向プランとは最も改善するプランを示しているのではないでしょうか。」
このような現象が、ごく稀にあります。
SOINの改善志向プランは、他の同じような状態のご利用者が実施したプランで、状態が最も改善した人のプランを提示します。つまり、事実に基づいたプランです。
一方で、任意のプランを入力してSOINが計算してみると、状態予測が改善志向プランを上回ることがあります。
これは、あくまでも過去のデータをベースにした「予測値」です。
CDIとしては、実際に他のご利用者が実施したサービスプランとその1年後の状態を重要なデータとして採用しているので、このようなことが起こります。
最終的には、個人・環境因子やインフォーマルサポート、ご家族の意向などを踏まえたより良いプランでご利用者の自立支援を応援していただければと思います。